タイガーメインというのはかなり珍しいと思います。
『黒い手』において「横島１人が頭抜けて強い」というのは避けたい状況でして、それに横島と並んで戦うのは美神や唐巣といった「先輩」達より、同年代の雪之丞、ピート、タイガーすなわち「新人ＧＳ」であって欲しかったんです。（ピートは数百年生きてますが）
原作においての４人の実力はやはり猿神の修業を終えている横島と雪之丞が２人より強く、その下にピート、更に下にタイガーといった所でしょう。
そのため、４人が対等なラインで並ぶためにはピートとタイガーを修業させ、横島達に追いつかせるエピソードが必要になったわけです。
実際に目立ったのはタイガーでもピートでもなく復活したメドーサだったというのは忘れてやって下さい。